「那智の滝(なちのたき)」は和歌山県に流れる那智川中流にかかる滝です。
那智の滝は、単独の滝としては高さ・水量が日本一とされます。滝壺までの落差は133mあり、その迫力ある水の流れは「日本三名瀑」に数えられます。また、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部でもあります。
原生林を切り裂くように落下している那智の滝は、自然の力強さを感じさせます。
周辺は自然信仰の聖地として知られ、那智の滝が飛瀧神社の神体となっています。国の天然記念物「那智原始林」の中には、他にも数多くの滝があり、48ある滝のそれぞれに番号が振られて信仰に基づく名前が付けられています。
また、那智山青岸渡寺の三重塔と那智の滝を組み合わせた構図もフォトジェニックです。
Photos: PIXTA
見どころポイント
- 御神体としての大きな滝
- 原生林を切り裂くようにそびえる崖と滝の流れ
- 三重塔との構図など、信仰と深く結びついた自然美
ストリートビュー
名称 | 那智の滝(那智御瀧) |
所在地 | 和歌山県那智勝浦町 |
アクセス | JRきのくに線紀伊勝浦駅下車、路線バスで約30分 |
代表サイト | 那智の滝 – 那智勝浦観光機構 |
代表SNS | @nachitaisha |