「涸沢カール(からさわかーる)」は北アルプス穂高岳にある氷河圏谷(けんこく)です。
圏谷(カール)とは、氷河によって大地が削られて作られた山岳地形のこと。
標高2,300m地点にあり、豊かな高山植物に恵まれた自然が広がっています。夏にはシナノキンバイ、ハクサンフウロ、チングルマなど、多種多様な花が咲き誇り、景色はメルヘンそのもの。秋の紅葉も見応えがあります。
また、絶景が一日を通して楽しめるスポットでもあります。晴れている日の夜には、天の川を始めとして、満天の星空を眺めることができるでしょう。早朝には「モルゲンロート」と呼ばれる、穂高連峰が朝日に照らされ赤く染まる現象に出会うこともできるかもしれません。
夏季には涸沢カールは穂高連峰への登山ベースとして、多くのテントが立ち並び、この風景もここでしか見られない独特のものとなっています。
Photos: PIXTA
見どころポイント
- 豊かな高山植物の住みか
- 夏の花畑、秋の紅葉と四季を通じて表情が変化
- 星空や日の出前の景色なども美しい
ストリートビュー
名称 | 涸沢カール、涸沢岳 |
所在地 | 〒390-1520 長野県松本市安曇付近 |
アクセス | 公共交通機関で上高地まで移動、そこから徒歩約6時間 途中に宿泊施設あり |
代表サイト | 涸沢ヒュッテ 公式サイト – 北アルプス穂高氷河圏谷 涸沢 |
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