クルーズ・遊覧船

野付半島【北海道】絶景と体験

 

「野付半島(のつけはんとう)」は北海道・標津町と別海町にまたがる半島。

ここは海水によって運ばれた砂が堆積してできた、砂嘴(さし)と呼ばれる地形です。その大きさは日本で最大の規模。海に向かって細長い陸地を伸ばす特徴的な形の半島になっており、それがクジラの下顎のように見えることから、アイヌ語の「ノッケウ」(下顎)が名前の由来になっているそうです。

絶景のポイントは、海水に浸食されたミズナラの木が白骨化したような姿で立ち並ぶ光景や、「トドワラ」という立ち枯れたトドマツが横たわっているところ。ミステリアスな光景に、世界の果てや終末感を感じさせます。他にも海を走っているかのように感じられるドライブや、観光船に乗って海上からの景色も楽しめます。

地球温暖化による海面上昇などで、野付半島は近い将来陸地と分断されて島になったり、半島時代が消滅してしまう可能性があります。いまある景観を見ておきたいところ。

見どころポイント

  • 終末感のある独特の絶景、道沿いに設置されたフラワーロードなど見どころが豊富
  • オオワシなどの渡り鳥、オコジョ、キタキツネ、エゾシカなどの動物が暮らす土地
  • 立ち枯れ木は年々減少し、半島自体も海面上昇などで消失してしまう可能性も
名称野付半島
所在地北海道標津郡標津町、野付郡別海町
 
アクセス

野付半島中央部にある「野付半島ネイチャーセンター」までの行き方

最寄り空港は根室中標津(ねむろなかしべつ)空港 (東京羽田・新千歳から直行便有り)
根室中標津空港からはタクシーなどで野付半島へ(約40分)

最寄り空港は根室中標津(ねむろなかしべつ)空港:レンタカー等(約40分)
釧路方面から:釧路空港からレンタカー等で国道272号経由(約2時間20分)
知床・斜里方面から:ウトロ温泉からレンタカー等で国道334号経由(約1時間45分)
無料・有料駐車場有り

野付半島観光船乗り場までの行き方

別海町尾岱沼(おだいとう)港から観光船が出ており、野付半島のトドワラ、アザラシウォッチングなどが人気。
尾岱沼へは根室中標津空港から車で向かう(約35分)

営業期間/時間年中無休・24時間立ち入り可能

※周辺施設の営業時間は個別にご確認ください

連絡先TEL: 0153-82-1270 (野付半島ネイチャーセンター)
代表サイト野付半島ネイチャーセンター
代表SNS野付半島ネイチャーセンター(Twitter)

本ページに記載されている情報は登録時点のものであり、現在は変更されている可能性があります。実際の訪問前には、最新の情報をよくご確認いただくようお願い申し上げます。※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、営業の中止や他都道府県からの受け入れを自粛している地域もあります。あらかじめ最新の情報をご確認の上、感染拡大の防止にご配慮いただくようお願い申し上げます。