「弥陀ヶ原(みだがはら)」は立山黒部アルペンルートにある国内有数の湿地・高原です。
標高1,600m以上のなだらかな溶岩台地の上にある弥陀ヶ原では、白い妖精と言われるワタスゲの群生やチングルマなど、多くの高山植物と出会えます。豊かな動植物を守るため、国際的なラムサール条約にも登録されています。
雲海が美しくみられ、撮影スポットとしても人気です。見られるチャンスは気象条件によるため僅かですが、雲の上にいるかのような幻想的なシーンを切り取ることができます。
弥陀ヶ原は、多数の水たまりや池(池塘)が特徴的な風景を演出しています。これらは「ガキの田」と呼ばれ、約3000個以上あります。かつて立山が山岳信仰の場であり、日本三霊場のひとつになっていることとも関連しているようです。雲海の風景と合わさって、まるで雲の上の天界にいるような景色です。
Photos: PIXTA
見どころポイント
- なだらかな台地の地形と標高によって雲の上にいるような感覚
- 雲海がみられることも
- 珍しい高山植物と立山カルデラなどを一望できるビューポイント
ストリートビュー
名称 | (立山)弥陀ヶ原・大日平 |
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所在地 | 〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺 |
アクセス | |
「弥陀ヶ原」は立山黒部アルペンルートの中にあり、富山側の「立山駅」からのアクセスが便利です 立山黒部アルペンルートは通年マイカー規制(自家用車の乗り入れ不可)のため、公共交通機関での観光がおすすめです。「弥陀ヶ原」は立山黒部アルペンルートの中にあり富山側の「立山駅」からのアクセスが近いです | |
営業期間/時間 | 24時間立ち入り可能 冬季は全線営業終了(例年12月~4月中旬) ※周辺施設の営業時間は個別にご確認ください |
連絡先 | TEL: 076-432-2819 (立山黒部貫光) |
代表サイト | 弥陀ヶ原|ALPINE ROUTE AREA INFO|立山黒部アルペンルート |
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